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「英語の授業を英語で行う」とは?? 受ける側の心構え

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2021.03.06

前回のブログでは、英語の授業は「英語で行うこと」が言及されることになるということについて、教師側の目線で書きましたが、今日はその授業を受ける側の目線から書いてみたいと思います。

 

まず基本英語で授業をするということはどういうことか、それは

  1. 文法説明を英語で行う
  2. 単語の意味の説明も英語で行う。
  3. 指示は全て英語で出す。
  4. 言葉かけも英語で行う。

ことが挙げられますが、特に1、2についてはどのように行うか、ここが授業を受ける側にとっても一番の不安要素になります。

 

今までは、例えば

「受動態はbe動詞+過去分詞で〜されると訳すんだよ」と説明していたものが、英語で説明されるわけです。

でもここで勘違いされがちなのが、これをこのまま英語で説明されるのかというと、そうではありません。そんなことしたら、子どもたち、大パニックです。先生だって大パニックです。笑

 

英語で授業。どう行われるか

  1. 視覚教材を用いて、イメージから理解につなげる
  2. 例文から意味を汲み取る。
  3. 例文に沢山触れて、文の形に慣れる。
  4. ペアワークで定型文に慣れさせ、身体で覚えさせる。

ざっとですが、こんな感じになるのかなと思います。

前回のブログでも文部科学省の動画を貼り付けてありますが、そちらを見ていただけると分かるかなと思いますが、先生はほぼ説明をしていません。

説明がない。と言っても過言ではありません。

つまり、文法を頭で理解して使うのではなく、慣れろ。というわけです。

確かに、これはとても大切なことです。英語は数学と同じように、決まった形があり、そこに適切な単語を入れる、動詞を適切な形に変えることで無限に色々な文章を作れるようになるわけですので、慣れることは大切です。

ただ、前のブログに貼り付けた文部科学省の動画をみてみて貰えば分かるように、これまでのような丁寧な説明とは違い、生徒によっては何もわからぬままただ授業が進んでいくということにもなりかねない、そんな懸念もあります。

英語の学び方の視点を変える必要がある。

単語数がこれまでの1.5倍になること、高校の学習事項であった文法が中学校に前倒しになることからも分かるように、学校で全てを学んでくるというスタンスは一度横におきましょう。

学校は、練習の場。として捉える。沢山話し、聞き、発話する場所。

では理解を深める為には・・・これはもう、やはり自学しかない。

勉強嫌いの子の悲鳴が聞こえてきそうですが・・でもこれを身につけるための中学校です。

 

受験は、なんのためにあると思いますか?

理解力や身につけた知識を図るためですか?

頭の良さを証明するためですか?

違います。

受験は、あなたが中学校3年間で「どれだけ努力したのか」を図るためにあるのです。

 

今後は一層塾のニーズが高まるとも言われています。でも、私のもとで学ぶ生徒さんにも同じことが言えるのですが、塾や英語教室で与えられたものをこなし、勉強した気になる。これでは置いていかれてしまうでしょう。

何を学ぶべきなのか。自分の弱点は本当はどこにあるのか。

これをしっかりと自分で向き合うこと。そしてその弱点を強化するために学ぶんだという意識を持つこと。

これが一番大切で、これを見つけられた生徒さんは伸びます。

 

まずは自己分析!

そして変わる英語教育を楽しむくらいの気持ちで♪