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これから英語を勉強するうえで、SDGsを知らないとダメな理由。

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2021.08.25

2021年、教育指導要領の一つの大きな柱となったSDGs。

 

これはつまりどういうことかと言うと、今後大学共通テストや英検でも、これに関する長文問題が出題されることになると言うことです。

 

中学校の教科書を見てみても、内容は今世界で起きている様々な問題が要所要所に散りばめられていて、子どもたちにこれについて考え、問題意識を持つように促しています。

 

英検はもともと、環境問題や人権問題などの長文の出題が多く出題されていましたが、これからは、SDGsについて自分の考えを持ち、自分の言葉でその考えを伝える力が大切になってきます。

 

さて、最近よく耳にするこのSDGs。

正式名称はなんでしょう。と聞かれた時、あなたは答えられますか?

 

日本語では、持続可能な開発目標。

英語ではSustainable Development Goals.

 

では、SDGsで掲げられている目標はいくつあるでしょう。

 

17の目標

 

です。

 

詳しくは、インターネットで調べてみましょう。

 

ざっくりと言うと、今世界で起きている様々な問題、例えば貧困、性差別や人種差別、動物の絶滅や教育や福祉の平等、児童労働などがあげられます。

 

皆さんは上記のことについて、何か話しなさいと言われたら、どれくらい話せますか?

 

 

ちょっとここで問題です。

次の問題について、自分の意見を英語で言いなさい。

 

These days, some people use eco-bags instead of free plastic bags when they go shopping. Do you think more people will do so?

 

これは英検2級のライティングの問題です。

レジ袋VSエコバッグの問題ですね。

お店でのレジ袋有料化の理由は、環境に悪影響だからということは、多くの人が知っています。

では、どう悪影響なのかと問われると、言葉に詰まってしまう人も多いのではないでしょうか。

 

実際私の生徒さんでも、「・・・わかりません」という人は非常に多かったです。

 

つまりどういうことかというと、英語を話す、書く、単語を知らない以前の問題。

自分の中に話す言葉を持っていない

というのが問題なのです。

 

プラスチックが今、環境にどう影響を及ぼしているのか。

なぜプラスチック削減が叫ばれているのか。

 

これに留まらず、人種問題、ジェンダー、貧困、児童労働などなど、少しの知識を持っているだけで、こういった問題に遭遇しても慌てずに対処できるというわけです。

 

もちろん、英検合格や共通テスト対策としてだけではなく、英語を学習するその目的のずっと先に、世界中の人とコミュニケーションをとりたいと思うのであれば、世界に目を向けるというその姿勢は、大前提だとも言えます。

 

英語を勉強するということ=単語を覚えたり、文法を覚えたりするだけでは、これからの英語教育には太刀打ちできません。

 

昔は、study English だった。

でも今はlearn things in English。

英語を使って学ぶ時代です。

 

おすすめの本📕

中高生以上の方向けですが、SDGsが掲げる問題が短い長文で載っています。

各長文ごとに単語の解説もあります。

そしてさらにお勧めなのが、各長文の後ろには、今世界で起きている問題が、図や表やわかりやす言葉で解説されています。

SDGsを1冊で、そして簡単な英語で学ぶことができるので、中高生だけではなく、英語を学ぶたくさんの人に手に取ってもらいたい一冊です。

amazonでも買えますが、書店でも買うことができます。

ちなみに私はkindle版を買いました。ダブレットならカラーでも見られます♪


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