英語学習をしているとよく耳にする「フォニックス」という言葉。
皆さんはどれくらい知っていますか?
そしてフォニックスを勉強するとどんなメリットがあるか、ご存じでしょうか?
phonicsとは、アルファベットの持つ”音”で、簡単にいうと、
Aには
- 『エイ』というアルファベットの名称と
- 『ェア』という”音”があるよ。
ということです。
そして単語は、アルファベットの名称ではなく、この“音”が組み合わさって構成されています。
つまり、アルファベットの名称が言えた!!書けた!!では、単語の発音やスペルを学習する上では何の役にも立ちません!!
そしてPhonicsを学ぶと次の5つのことが身に付きます♫
- 知らない言葉の解読を学ぶ
- スペルを上手に描けるようになる
- 英語のルールを学ぶ
- より流暢な音読が可能
- 読解力の向上
では詳しくご説明します✨
アルファベットが持つ音、またはアルファベットの組み合わせによって生まれる音のルールを学ぶことで、未知の単語に遭遇した時、自分の力で読む力がつく。
Phonicsのルールを学ぶことで、未知の単語に出会った時にも、慌てずその単語を音に変換する力は、ある意味で最強です。
なぜなら、その単語のスペルを、音と結びつけてインプットするので、
スペルの丸暗記が必要なくなります。
そして、これは逆を言うと、聞いた音を文字に変換する力もつくのです。
相手が発音している【音】に意識を持っていくことで、あーこういう発音なら、このスペルなんだろうなぁと、無意識に頭の中で文字が浮かぶようになる。
すごいですよね!!
こうなってくると、英語は楽しくて仕方なくなります✨
海外の幼稚園に通うネイティブの子どもたちも、この『Phonics』を幼稚園でしっかり学んでから、小学校へ入学します。
つまり、こうして文字指導を通し英語を身につけた子のほうが、断然話すことに対する抵抗は減ります。
耳だけの情報よりも、視覚的な情報のほうが、人間の脳に残りやすいという研究結果は有名です。
つまり、音と文字を指導してあげることで、英語へのハードルをなるべく早いうちからと低くしてあげることが可能!ということです。
Phonicsを学ぶと「正しい発音」も身につく。
前の話と少し被るかもしれませんが、Phonicsのルールを学べば、もうカタカナ英語とはさよならです。
むしろ、口の形、舌の置く位置を「ルール」として学ぶので、それ以外の発音が無理になります。
なので、ネイティブの先生が講師でなくても、例え留学経験がなくても、きれいな発音を身に着けてあげることができるのです☺️
むしろPhonicsの指導ができないネイティブの先生は、小さいお子様にはあまりお勧めしません^^;
英語を読めるということは、
文章を読めることにもつながり、これはその後の学習においてとても役立つ。
文法を学ぶ前段階の学習にとって、文字を読めることは不可欠です!
読めることは、中学・高校・大学とすすむ英語学習の中で、避けては通れない道ですし、早い段階で読み書きを学ぶことは、お子さんの大きな自信となります。
Phonics指導は奥が深いですが、
YouTubeでのお勧めは、”Super Simple Song”
歌に合わせて毎日口ずさむだけでもいいので、お家でもやってみてください☺️