みなさんこんにちは。
北海道にやっと初夏の訪れです。
私は日中は別の英語に関わるお仕事をしていまして、基本英語のレッスンをするのは夜と週末になります。
ずっと学校現場で教えていたのですが、英語教室を開校するにあたり、現場の仕事と両立はさすがに無理で、今は全く今までとは畑違いの仕事をしています。
でも使うのは基本的には英語で、しかもこれが結構勉強になります。(笑)
若い時に選んだ仕事にずっとついてきた私にとって、自分が別の仕事をしている姿なんて想像もしていませんでした。できるとも思っていませんでした。だけどそれって結局は思い込みだったのかなぁと最近つくづく思います。違う業種で働くと、新しスキルが身に付くだけではなく、私にとっては以下の点の気づきがありました。
- 自分の無知さを知って愕然となる
- 新しい人種の人との出会い。
- 世の中を知るいいきっかけに。
教える道ではそれなりに確立できていた自分の自信や形が、よその世界では通用しないということを改めて知ることで、この歳にして自分にはいかに謙虚な気持ちが足りなくなっていたのかを思い知りました。(恥ずかしい😅)
そして、今までは決して出会うことのなかった人たちと一緒にお仕事をさせてもらっています。それはそれはとても新鮮な毎日です。
最後に、自分の知らなかった仕事がどのように動いているのかを知ることは、世の中を知ることにつながるんだということ。コロナで大変なご時世、医療従事者の方々が国民のためにご尽力くださっているように、いろいろな業種のたくさんの人たちが、世の中を動かすために日々働いている。そんな当たり前のことを、肌で感じています。
教師は本当に素晴らしい仕事です。多くの子どもたちから、たくさんのことを教えてもらいました。けれど、今別の道に飛び込んだことは自分の人生にとってはすごく良かったのかもしれないと思います。思い込みを捨てる。これは今後社会に出る若者たちや我が子にもぜひ伝えたいことの一つです。
※北海道大学大野池