こんにちは!
札幌英語教室ブラックフラミンゴのさちです。
先日、完全プライベートで広島まで一人旅をしてきました!
この旅の目的は2つ。
一つは、『安芸の宮島』を訪れること。
そしてもう一つは、『原爆ドーム』を訪れること。
私にとって、原爆ドームは大学生の時から「生きているうちに必ず行く場所」の一つでした。
というのも、大学生の時に出会った恩師からこんな言葉を言われたからです。
英語を教えたいのであれば、戦争を知ること。
その教授は、英語教員を目指す私たちのために、幾度となく戦争についての講義を行ってくれましたが、
ある時、原爆被爆者の女性を大学に招いてくれました。
その女性のまるで“命を削って”語る被曝体験は、当時大学生の私にとってはあまりにも衝撃的で、そして感情を揺さぶられるものでした。
原爆ドームに行ったからといって、戦争を丸っこ知ることはできませんが、
その土地に行き、自分の目で見て感じることは、私にとっては20年以上叶えたいことの一つでした。
原爆ドームと平和記念公園は、たくさんの海外の方や修学旅行生が訪れていましたが、
国籍や世代を超え、多くの人たちが真剣に写真や資料を眺めている光景は、なんだかとても意味のあることに感じられました。
今までの当たり前が一瞬で消え去った街、広島。
どんなに熱かったのだろう。
どんなに痛かったのだろう。
どんなに悲しかっただろう。
どんなに悔しかっただろう。
こんなに恐ろしい爆弾を落とそうと考えたのが、私たちと同じ血の通った人間であったことも信じられないし、
その惨状を目にしてもさらに、2発目の爆弾を投下したこと。
考えても考えても、到底理解することはできないけれど、
私たちが考え続けることや、「絶対に許せない」と憤る気持ち、悲しいと感じる気持ちをずっと世代を超えて持ち続けるために、
この場所はあるんだと思います。
全然言葉で綺麗にまとめることはできないけれど、本当に行ってよかったです。
背中を押してくれた先生の言葉の重みを、改めて感じることができたような気がします。
先生元気かなぁ😊
写真はブラックフラミンゴのInstagramにも投稿しています!