こんにちは!
札幌厚別英語教室ブラックフラミンゴのさちです✨
今日は、高校生が英検準1級に挑戦することで得られる効果についてお話しします。
英検の段階的な仕組み
英検は、みなさんもご存知の通り、以下のような段階があります:
- 5級 →中学1年修了程度
- 4級 →中学2年修了程度
- 3級 →中学3年修了程度
- 準2級 →高校1年修了程度
- 2級 →高校卒業程度
- 準1級→大学中級程度の英語力
早い子は、小学生のうちに4級合格を目指す場合もありますが、英語力を着実に伸ばすためには、以下のような進め方が理想的です:
中学3年生までに3級を確実に取得する
可能であれば中学在学中に準2級を取得する
高校入学と同時に、さらに上の級を目指して受験を進める
この進め方を意識することで、英語力を効果的に向上させることができます。
英検準1級の挑戦を一時中断した生徒さんの決断
先日、高校2年生の女の子の生徒さんが、もうすぐ3年生になるのを前に、受験勉強に専念するため、英検準1級の挑戦を一時中断しました。
英語が好きで、準1級を目標に頑張ってきた生徒さんにとっては、葛藤があったと思います。しかし、思い切って今年は受験を見送ることを決断しました。
驚きの効果:共通テストでの成果
その後、共通テストの過去問を解いた際、リーディングでほぼ全問正解するという驚きの成果がありました!
生徒さんはこう話してくれました:
「英検準1級のリーディング問題を練習していたおかげで、共通テストの問題がとても簡単に感じた」
問題形式や質問の特徴は異なるものの、英検準1級の勉強を通じて、「読み解く力」がしっかりと養われたことを実感しました。
英検が高校卒業後にもたらす力
英語が得意であることは、高校卒業後の進路においても大きな強みになります。英語は、文系・理系どちらの分野でも活用できる唯一の教科です。
また、英語の点数を早い段階で確実に取れるようになることは、気持ちの余裕を持って、夏以降の他教科の受験勉強にも取り組めるようにもなります。
英検の学習を通じて培われた英語力は、大学受験はもちろん、進学後の学びや就職活動でも大きなアドバンテージになります。
今回の生徒さんのケースを通じて、英検準1級を目指すことで、実際の英語力が大きく向上することを改めて感じました。
英検の受験目的は、生徒さん一人ひとり違いますが、いずれにしても目標に向かう中で培われるスキルは確実に力になります。
まとめ
英検準1級は、難易度が高く一筋縄ではいかない挑戦です。しかし、その勉強過程で身につく力は、受験英語だけでなく、その先の大学生活や社会でも大きな武器となります。
これからも、生徒さん一人ひとりが自分の目標に向かって進むサポートを続けていきたいと思います!